新型コロナウィルスとJA607A

「中国で新型ウィルス?死者もでている!」
2019年の年末に報道されてから3か月
それは「新型コロナウィルス/COVID-19」
と呼ばれ、今では全世界に拡散している。

これに対し中国武漢という町に居る邦人を
帰国させるため政府はチャーター機を準備
たまたまその時のフライトをスマホで見ていた
Flightradar24というアプリで機影航跡を
プリントスクリーンで残していたので
それを My備忘録的Web-logにアップする。

 邦人救出の為に政府がチャーターした機材
その第1番機となったのは・・・「JA607A」
という機体番号の全日空が保有する旅客機
型式はボーイング767-381(ER)
本機は齢17歳の古参機
(人間で言えば 80歳くらい)
華やかな国際線を飛んでいたが古い機材と
なったので最近は地味な国内線を飛んでいた。

その「JA607A」機が日本政府や日本国民 の
総意を背負って「邦人救出機」として 久々の
国際線をフライトすることになった。

政府が「邦人救出機」としてチャーターした
第1番機は便名を「NH1951便」として
2020年1月28日午後8時13分
羽田空港D滑走路05から武漢に向け
離陸して行った。

「NH1951便/JA607A機」はその後
東シナ海の上空を
高度約30,000フィート(約9,100m)
時速約360ノット(約670km/h)で飛行し
武漢には現地時間午後11時37分に着陸した。
(日本時間29日午前0時37分)

 「JA607A機」は武漢で待ち受ける邦人を
乗せたらすぐに引き返す予定だったが
若干遅れ、現地時間午前4時45分
(日本時間29日午前5時45分)に出発
現地滞在時間は約5時間のショートステイ。

「JA607A機」は羽田向けに便名を変更し
「NH1952便」として帰国の途についた。

「NH1952便/JA607A機」には
ANAのパイロット2名、客室乗務員6名
帰国者206名の他に 外務省職員2名
検疫関係者4名、 ANA社員5名が
同乗したと報道された。

 「NH1952便/JA607A機」は
2020年1月29日午前8時45分
羽田空港C滑走路34Rへ着陸した。  

前日の午後8時過ぎに出発してから
12時間30分でのとんぼ返りであった
「JA607A」・・大変お疲れ様でした!

武漢~羽田のフライト時間は約3時間。
「JA607A機」は感染を防ぐためか
一般客と動線を分けるように羽田空港
第2ターミナルのサテライト駐機場
47番スポットに無事到着した。

サテライトスポットは第2ターミナル本館と
直接往来できず一般客はバスで行くしか
入館できない・・・
感染拡大の最良の防止策だったと思われる。

羽田空港の滑走路

2020年3月末現在
未だにウィルス感染者の拡散が続き
世界的に経済やさまざまな分野に於いて
大きな影響を及ぼしている。
「新型コロナウィルス/COVID-19」が
一日も早く終息することを願っている。

Cotatsu@TYO 2020-03 

 

 

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東京で単身赴任生活をしている「船の設計屋」です。 多趣味で何にでも興味を持つ性格からブログエントリーは多種多様になると思います。