私はKawasakiの単車が好きです!
でも、どうしても手放せない愛車があります
それは「ホンダ・ストリーム」
「ホンダ・ストリーム(Stream)」は
今から35年前、1981年にHONDAから発売
空冷2サイクル、50ccエンジン搭載の
三輪スクーター(スリーター)です。
Streamとは英語で「流れ」の意味だそうです
発売当時「近未来的」とも評された個性的な
デザインを採用し、車体のフロントカウル
にはトランクルームが設けられ、大型シート
にはバックレストが付いている。
勿論、現在は生産していない希少品?
車名の「ストリーム」は後に同社の四輪車に
使用されることになった。
その後、HONDAは同様のスリーターとして
「ホンダ・ロードフォックス」や
「ホンダ・ジャイロ/ジャイロUP/
ジャイロキャノピー」などを発売している。
私がストリームを手放せない理由の一つに
スリーターの強みである「雪道に強い」こと
誰もまだ走っていない朝の新雪の上を走り
後方に3本のラインが出来るのを眺めては
一人でニンマリ満足!
当然スノータイヤを履いては居るのだが
圧雪道路に出来たワダチにはまると・・
「雪道ではめちゃくちゃ弱い」です(笑い)
愛車ストリームは現在2号機
1号機を購入したのは今から8年前の2008年
中古で購入したので、3年後の走行距離が
4,600kmを超え、2stエンジンもヘタって
きたので、ネットであちこちの中古情報収集
2011年に新車展示品の売れ残りが
県内バイク屋の倉庫に眠っていること発見!
さっそく現物調査に隣の街へ出動
走行距離 0,007kmの新古車、¥241,500-
ウィンドゥシールド・ワイパー付き
状態良好、即断即決、購入決定、現金手渡し
ホンダ・ストリーム1号機・2号機が並んだ
「本題の」カスタマイズを思いついたのは
2号機購入から4年後の2015年3月
走行距離 7kmで購入したが、街乗りだけでも
走行距離2,100kmを超えたので・・・
「愛車の改造計画」を開始した。
改造計画と「工程」は以下の通り
2015年3月:改造計画開始
・後輪を「扁平ワイドタイヤ」に交換したい
・トライクの様なミニカー登録ではなく
原付二種登録としたい
(65cc 原付二種で既に登録済み)
・車両規則などの改造に係る法規調査
・改造パーツの調査・選定
2015年5月:着工
・バイク屋さんの暇なときにコツコツ進める
・私が帰省するたびに、工事進捗確認と
今後の作業予定を打ち合わせしながら
・完成は正月休みで帰省する頃を目安に
・気長にカスタマイズを進める・・・
という約束で、長年懇意にしている地元の
バイク屋さんに工事を発注
先ずは「扁平ワイドタイヤ」への交換に際し
改造に係る法規を調査したら
輪距(タイヤの中心から中心までの横幅)
460mm以内の制限があること判明。
つまり・・・
内輪幅46cm以下の3輪バイクは
ミニカー登録しなくとも
原付または原付二種への登録が可能!
(平成26年、車両法施行規則の解釈改正)
事務連絡 平成26年4月18日付
管内各運輸支局首席陸運技術専門官 殿管内各事務所首席運輸企画専門官 殿
原動機付自転車に係る車種区分の解釈について
標記について、これまで原動機付き自転車等の車種の区分については、
道路運送車両法施行規則(以下「施行規則」という。)第1条に基づき、
総排気量及び車輪の個数により区分してきたところです。
今般、原動機付自転車に係る車両区分の解釈について、
自動車局技術政策課により
別添(平成26年4月14日付け、事務連絡)のとおりに示されたので、
今後は、新たに届出を行う車両について、下記要件を満たすものは
施行規則第1条に規定する「二輪を有するもの」として取り扱われたい。
記
○以下の用件をすべて満たすものは、1つの車輪として考える。
①車輪が車両中心線に対して左右対称の位置に配置されているもの
②同一線上の車軸における最外側の車輪の設置部中心点を通る直線の距離が 460mm未満であるもの
③車輪及び車体の一部又は全部を傾斜して旋回する構造を有するもの
ワイドタイヤに履き替えるには
ワイドホイールやタイヤを選び 付替える
しかし、実際にそれが装着できるものか
事前に よく確認する必要があります。
ホイールを交換・取り付けるためには
今のシャフトに直接取り付けられるか
または「ハブ」という、いわば変換部品を
取り付けるか、また「スペーサー」と言う
寸法の調整部品を取り付けるか
事前によくチェックすることが大切です。
具体的に、ストリームで輪距460mm以内に
収めるには、ホイールの幅にもよるが
ホイール幅が広い場合はスペーサーの必要なく
新しいホイールを取り付けるための「ハブ」
を、シャフトのスプラインが22山(溝の数)
に合った物を選ぶことが重要です。
ストリームのスプラインに合ったハブは
ジャイロキャノピー(TA02)のハブが
そのまま使えます。
今までのタイヤの中心にあるセンターロック
とタイヤを外すと
オリジナルのホイールとハブが現れます
中央シャフトにはスプラインが刻まれてます
そこへ、スプライン22山のジャイロUP
またはジャイロキャノピー用の6穴ハブを
装着します。
ミニカー登録前提で、輪距を増したいなら
更に20mmとか40mmとか60mmの
スペーサーを取り付け、幅を広げて行きます
でも今回私の選んだ幅広ホイールなら
スペーサー無しで原付二種登録ぎりぎりの
輪距 455mmに出来ます。
今回使用の幅広ホイールと扁平タイヤセット
(有)ハンター/東京都江戸川区東葛西
通販でも販売している
「10インチ235ワイドタイヤ・アルミホイル
ポン付けセット」
http://www.1hunter.org/parts/tire/newpon.htm
10インチ、扁平ワイドタイヤ装着完了
次の問題は、タイヤフェンダーです
オリジナルのフェンダーカバーは
8インチタイヤの輪距300mm用なので
10インチでの口径増や幅の増大に伴い
フェンダーカバーのカットが必要になります。
タイヤがはみ出た分、オーバーフェンダーの
取り付けを検討しましたが・・・
車両法では、原付には必ずしもフェンダーの
取り付けは必要ないと判明
したがって、一度は購入を考えた外付けの
フェンダーは、とりあえず装備しない事に
オリジナルのフェンダーをカットしただけ!
(実状的に、雨の日走行では有った方が良い)
オリジナルのフェンダーカバー切欠き
これで主要な改造工事は終了
2015年12月、予定通り年末の帰省までに
最終仕上げの全塗装を行いカスタマイズ完了
【総工費】約 20万円
①.リアホイール・タイヤセット+工賃
約 ¥51,000-
②.リアフェンダーカット+工賃
約 ¥11,000-
③.全塗装+フロントホイール交換+工賃
約 ¥136,000-
④. その他雑費
【施工】(有)佐上商会・空港店(バイク部)
通称:サガミバイク/新潟市東区物見山
Very thanks to “Sagami Bike” !
http://www.sagaminet.com/wp/bike/
今回のカスタマイズで参考にした記事
カスタムパーツ全般(バイクブロス)
http://www.bikebros.co.jp/ec-parts/general/
ワイドホイール・タイヤセット
http://www.nakazawatire.com/TireWheel.html
http://www.hvfactory.com/sub13.html
タイヤ交換で特に参考になった記事
Very thanks to “Minkara” !
http://minkara.carview.co.jp/userid/379051/car/814462/1601762/note.aspx